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The Dark Side of the Moon
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Dec 2
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自販機雑誌 (ジハンキザッシ) - 関心空間

70年代末から80年代初頭にかけ、一世を風靡した、アングラ雑誌群のこと。

書店で売れないヤバイ本は自動販売機で売っていたが、その販売機で売る雑誌を作る零細出版社が群雄割拠していた。
もちろん多くはいわゆるエロ本の類いなのだが、その中になぜかめちゃくちゃアナーキーな雑誌群があり、カウンターカルチャーの匂いをぷんぷんさせていた。
アリス出版、LC企画が代表的な出版社で、「Jam」~「Heaven」、「劇画アリス」などが代表的な雑誌。あー他にもいろいろあったがもう誌名など覚えていない。

基本的に写真、劇画/漫画、評論その他なんでもあり。雑誌コードすらないような雑誌なのでやりたい放題の中身。例えば伝説的な「山口百恵宅のゴミ箱漁り」などといった犯罪企画もあれば、パレスチナ問題に関するアジテーションがあったりする。
「Jam」などは、「革命とセックス両方をとりたい人のために!」(うろ覚え)というスローガンを掲げていたような記憶もある。

ブーム自体は自販機規制やビニ本の隆盛、80年代のすちゃらかムードなどが影響しあっという間に下火になったが、ここで鍛えた作家、エデイター、デザイナー、フォトグラファーなどにはその後各界で活躍するようになった人も多いようだし、またインターネットというある意味カウンターの世界で生きている人も多いのではないかと思う。

そしたらなんと安田理央が "No. 1 in Heaven" というタイトルもヒジョーに出処がわかりやすい21世紀版自販機雑誌とでも呼べるようなDVDを創刊してもう2号も出ているという。

"オタク"という細分化された情報の量と多様性をひたすら追求する時代よりも前に"サブカル"という、兎に角「既成概念」の裏(脇?)を行け!とでもよぶべき混沌がメディア化されたとでもいうか、なんか語るべきことなど何もないただの「ビョーキ」というか。

しかし困ったことにイニシエーションとして此処を潜ってきてしまったことが、後の自分に色々影響を与えているようなのだ。あるいはこういう自分だから敢えてその泥道を潜ったのか、そのトリタマに結論はない。